布をテーマに、糸や織、デザインの秘話などを伝える読みものコンテンツです。
フジエテキスタイルの課外活動「テキスタイルクラブ」の記録です。 布のたのしみ方、つかい方、そもそも布の役割って? いろいろな人が境なく集まりテキスタイルに触れてその可能性を探ります。 ご興味のある方は、コメントや参加希望のご連絡お待ちしております!
布を学ぶtextileStudy no.45 遠目からは無地のニュアンスカラーに見え、近づくと揺らぎある糸の多彩な色を感じることができる。[アトリエ ]は、そうした繊細な色を楽しめる、ポリエステルのドレーパリーです。 今回は、この生地に込められた「後染め」の技術と魅力を紹介します。 テキスタイルにおける染めは、意匠を左右する大切な工程です。 その方法には、「先染め」と「後染め」があります。 「先染め」は、糸の状態で染色し、それを織り上げて生地をつくる方法。 一方「後染
生地は実物をみて決めたい—― クッションやカーテン、キッチンクロスやベッドリネンなど、布ものを選ぶときは、実物に触れて決めたいという人は多いのではないでしょうか。 フジエテキスタイルのコレクションも、実物で色味や厚みを感じて選べるように、「見本帳」というカタログを製作しています。 台紙にカットされた生地見本が貼られ、さまざまな厚み・色柄の中から、インテリア空間に合うテキスタイルを探す楽しさがあります。 その「見本帳」は、約3年に1度、新作コレクションが発表されるたびに入れ
布を学ぶtextileStudy no.44 今回は、フジエテキスタイルの生地がどんなお家で使われているのか、ユーザーインタビューをしました。 取材に訪れたのは、海に臨み自然豊かな土地にある、Kさんご夫妻宅。純和風の住宅に北欧を練りこみながらリノベーションして生活されています。 囲炉裏の面影を残したリビングと、北欧を感じるタイルや椅子張りが目を引くキッチンスペースは、過ごす人の目線が揃うように高さレベルが調整されています。 自由さが認められる空間には、ご夫妻が選ばれた器
布を学ぶtextileStudy no.43 今年、フジエテキスタイルと初のコラボレーションを果たした小林一毅さん。長年、グラフィックデザイナーとして平面を中心とするクリエイティブに向き合ってきましたが、その創作の出発点は立体物、ことにテキスタイルにあるといいます。 前編の記事では、そんな彼のライフスタイルや仕事との向き合い方、テキスタイルとの関わりについてインタビューしました。後編では、この春発表した新作についてお話を聞いていきます。 今回、テキスタイル開発に1から携
布を学ぶtextileStudy no.42 今年、フジエテキスタイルと初のコラボレーションを果たした小林一毅さん。長年、グラフィックデザイナーとして平面を中心とするクリエイティブに向き合ってきましたが、その創作の出発点は立体物、ことにテキスタイルにあるといいます。 今回は、そんな彼の営みの根源や向き合い方と共に、コレクション「STORY5」での作品について話を聞きました。 2020年に子どもが産まれて以来、生活とともに働き方も大きく変わったと話す小林さん。会社勤めでは
テキスタイルクラブの記録 今年3月7日にスタートした、テキスタイルクラブ。 フジエテキスタイルの課外活動として始まり、初回は庄司はるかさんと勉強会を行いました。 勉強会で建築家やプロダクトデザイナーの方と会話を重ねていくうちに、「もっと多くの人に生地に触れてもらいたい!」という気持ちが芽生え、展示会を開催することに。 2024年4月26日~5月6日のGW期間に、下北沢にある洞洞さんというドーナツ屋さんでテキスタイルを展示しました。 活動で実験的につくった生地を店内のい