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ドーナツ屋さんでテキスタイルを展示 実験的な布が店内のあちこちに

テキスタイルクラブの記録

今年3月7日にスタートした、テキスタイルクラブ。
フジエテキスタイルの課外活動として始まり、初回は庄司はるかさんと勉強会を行いました。

勉強会で建築家やプロダクトデザイナーの方と会話を重ねていくうちに、「もっと多くの人に生地に触れてもらいたい!」という気持ちが芽生え、展示会を開催することとなりました。

2024年4月26日~5月6日のGW期間に、下北沢にある洞洞さんというドーナツ屋さんでテキスタイルを展示しました。

活動で実験的につくった生地を店内のいろいろな場所に設置。

天井からゆるやかに仕切る
テーブル席
裏口の植物とテキスタイル

下北沢という立地、飲食店という空間は、”境なくあらゆる人に開かれていたい”という活動の願いにぴったりで、ドーナツを買いにふらっと立ち寄った人にも生地に触れてもらうことができました。

カーテンやクッション、テーブルクロス、ベットリネンなど、きっとどんな人にとっても身近にあるインテリアテキスタイルですが、生地そのものに注目する機会はあまり多くないかもしれません。

展示を見た方からは、「そもそもこの布はどうやって織られているの?」「どんな糸を使っているの?」と質問いただきました。

壁面 プリント前の白生地/プリント後を並べて展示

5月2日に行ったレセプションパーティーでは、50名近くが集まり、とてもにぎわいました。ありがとうございました。


展示を終えて

課外活動としての今回の勉強会や展示は、普段のいろいろなルールや条件をあまり気にすることなく、テキスタイルそのものに向き合うことができたように思います。

テキスタイルの実験にはじまり、展示案から設営まで。
ともに取り組んでくださった庄司はるかさんからは、こんな感想をいただいています。

「普段は制作の依頼がまずあって、その為にデザインを考える流れが多いですが、今回は先にフジエテキスタイルさんと実験的に生地を企画し、その生地を持って外に出てみたことで新しい人たちと出会えるという新鮮なプロジェクトになりました。
特徴のある質感や色合いは、会話の糸口になると思います。
これからますますテキスタイルならではの良さを活かしたデザインについて
考えを深めていきたいなと思いました。」

活動はかたちや場所を変えて続きます。
わたしもテキスタイルクラブで活動してみたい、そんなご参加もお待ちしています。


開催協力:
ツバメアーキテクツ一級建築士事務所

洞洞

ご協力ありがとうございました!!!