記事一覧
デザイナーが語る、幾何柄にしのばせた遊び心
布を学ぶtextileStudy no.32シャープな幾何柄がモダンでスタイリッシュな[スペクトル]。じっと眺めていると、奥行きのある立方体にも見えてくる“だまし絵”のような不思議な味わいがあります。
デザインを手がけたのは、テキスタイルデザイナーの弘重宣子さん。
フジエテキスタイルとコラボレーションを始めた1990年代から現在まで、魅力あふれる多くの作品を発表してきました。
[スペクトル]の
色を取り入れるには?外部環境との調和
布を学ぶtextileStudy no.31東京都内、多摩川のほど近くに立つマンションの一室。
小割にされていた住戸の壁がリノベーションによって取り払われ、南北に風が抜ける開放的な空間へと生まれ変わりました。
新しい部屋で“柔らかな壁”を演出するのは、フジエテキスタイルのコレクション。玄関土間と水回りスペースを仕切るレンガ色の[エマ]、広い開口には[キヌリー](現在廃番 代替品:ヤム)が使われて
ネックレスをカーテンアクセサリーに
布を学ぶtextileStudy no.30
繊細なレース編みのように形作られたカーテンタッセル※。
こちらは刺しゅうの技法を使って作られています。
※カーテンタッセル:カーテンを束ねる際に使用する帯や房状のもの。
装飾性のあるものも普及している。
一般的に刺しゅうというと土台となる生地に糸を刺しその生地を彩るもので、このような糸だけでできた商品が連想されることは、まずありません。
そんな
特殊加工が叶えたメタリック感と機能
布を学ぶtexitleStudy no.28今回は、カーテン生地にほどこす特殊な加工、スパッタリング加工をご紹介します。この加工によって、外からの視線や熱を遮る機能が加わります。
光の透過が美しいバーンナウトプリント※1の技法で描きだした植物柄の流れるようなラインが特徴のトランスペアレンス[リエール]。
グラフィックアーティスト牧かほりさんとのコラボレート商品です。
※1 バーンナウトプリント