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幻想的なモアレが空間をエレガントに

布を学ぶtextileStudy no.23

大ぶりの花モチーフが生地全体を流れるように覆う優美なドレーパリー[フウガ]。
モチーフの花を描いたのは、グラフィックアーティストの牧かほりさん。
植物や人間にフォーカスし、グラフィック作品を中心に映像や空間演出など幅広い分野で、大胆で生命力に溢れる作品を発表されている注目のクリエイターです。

[フウガ]のモチーフは、ユリの女王ともいわれるカサブランカのもつ
上品さとダイナミックさをアレンジしたものとか。
光沢の強いゴールドの糸で織り出したラグジュアリーな花の存在感とともに、風通織りの特徴であるモアレの効果を最大限に活かしたデザインも魅力です。


風通織り/モアレとは

風通織りとは、織物の表と裏をそれぞれ別の織り組織で二枚重ねに織り上げる重ね織りの一種。
表と裏、二枚の布が空気をはらんで軽やかに重なることで、波紋のような自然の模様「モアレ」が生じるのが特徴です。

風通織りによるモアレの例

光が当たると浮かび上がり、動きによって表情豊かに、幻想的に変化するモアレの効果は、インテリアの中でも布でありさらに光があたるカーテンというアイテムでこそ感じられるものです。

ヴェールをまとったような布の美しさを、時間帯や掛ける場所による変化でも感じられるのがその面白さではないでしょうか。

模様とモアレの関係性、それによるエレガントな空間をお楽しみいただけたらと思います。


現在、[フウガ]は限定在庫品となりました。
牧かほりさんによる他のデザイン商品は下記のものがあります。

また、風通織りの商品は他にも多数ございます。ご要望の方はフジエテキスタイルホームページなどからお問い合わせください。

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